NCAA女子選手権 トイレに行って2打罰…?
フェイスブックのコメント欄はそこそこ荒れ気味。
「行きたいときは行けばいいけど、ゴルフカートを使ってはいけない。」
これはサラ・チョーとケリー・ネルソンによるレッスンである。
NCAA女子選手権の天候不良で遅れた二日目、二人には「トイレを使ったこと」による2打罰が与えられた。
実際は「トイレを使ったこと」での二打罰ではない。ゴルフのルールは厳しいがそこまで厳しいわけではない。
この試合のローカルルールで「ラウンド中は承認なしにはいかなる移動手段も使うことは許されない」という条文があったのだ。
選手権において移動距離が長いということで
・3番から4番ティー
・9番から10番
・11番から12番
に関してはカートの移動が認められていたが、チョーは18番から1番ティーの間でティーオフに遅れないようにトイレに行くためにカートを使用した。
ネルソンも13番が終わった後カートを使用した。彼女もルールを破ったことになる。
チョーのコーチ、エミリーフレッチャーはペナルティーに気づいたが、すぐには伝えなかった。よって彼女は知ることなく、ゲームを投げることなく、ラウンドを終えた。
チョーは1オーバーの73で終えたが、フレッチャーはチョーがスコアカードにサインする直前に伝え3オーバーの75となった。
18番ホールには不思議なことに臨時トイレがあり、ルールに抵触しないようにするにはそれを使うべきだったのだ。
幸いなことにチョーに関してもネルソンに関しても2打罰で大きく結果が変わることはなかった。
ゴルファーは「救済をうける」時には注意深くなるべき、ということだ。
ゴルフ場に臨時トイレあったとしても女の人は使わないよなー。