抄訳万歳

ゴルフ記事をひたすら抄訳。ゴルフゴシップってあまり日本に届かない気がするので…

タイガー・ウッズ逮捕!からのコラム。このタイミングで父アールとのお酒についてのちょっといい話?

www.golfdigest.com

タイガー・ウッズ逮捕の報道。
今までの手術歴や欠場などが時系列で並べられてたりそれ何の意味があるの?という記事も乱立してる。

追記:これを書いている途中で声明文発表。処方箋で支給されたものの混合摂取によるものとのこと。

その中でのジェイミーディアズの記事から。滅茶苦茶長い…

 

「タイガーウッズがDUIにより逮捕されました」
ヘッドラインを聞いて最初は衝撃を受けたが、すぐに多くの人はこのニュースを聞いて「驚くことはない」だろうなと思った。
ここしばらくの間、14回のメジャー優勝を記録したチャンピオンの人生は多難に満ちていたからだ。

テレビに映ったぼさぼさの髪に無精ひげ、半分瞼が下りてきているこのマグショットは一生消えることはないだろう(ありがとうインターネット)
ESPNのデビッドロイドが「これがタイガーウッズのマグショットです。偉大なプレイヤーのうちの一人です。」というとカメラがゆっくりとズームアップし、しばらくその写真を写し続けた。

超人的な自己規律で自らを律してきた偉大なアスリートのはずが、今回は自らをコントロールすることができなかった。我々は「ゴルファー」としてのタイガーでなく「人」としてのタイガーをより気にすべきかもしれない。

(中略するがここではタイガーが今まで「違法行為」をしたことがないこと、過去愛人が「彼はアンビエントいう鎮痛剤+睡眠薬を摂取していた」との告白などがまとめられ、最終的には「セックス中毒」のリハビリセンターにも入ったがその際にアルコール障害に関するリハビリも受けていたはずと書かれている)

タイガーはアルコールの問題について言及したことはない。が,何度か「大人の飲み物」を飲んでいることはほのめかしている。
また2001年には父アールはインタビューで彼の飲酒に関してのジョークを言っている

「私は絶対に禁酒しなきゃいけないと思っているわけじゃないんだ。各々がえらぶことだしね。それに我々の両親はどうやって吞むべきかってのも教えてくれたんだ。」
「まだ私がブルックリンに住んでいるときに、私の友達とその息子が大晦日のパーティーのため我々のところに来てくれたんだ。でその息子がうちにある酒を片っ端から味見し続けるわけだ。その結果彼は病気の犬みたいに震えちゃってね。」
「それを見て私は息子に行ったわけだ。見てみろ、ああやってスコッチ、ラム、ウォッカ、バーボン、カルーアなんかを混ぜて飲むんじゃないぞ。いいもんじゃないから。」
「砂糖とか添加された安物からは離れておくべきだ。そういう酒は効いてきたなってときには、もう気づくには遅すぎるんだ。いい酒を飲むことを覚えろ。いい酒はのみすぎない限り良い利回りが帰ってくるんだ。」

「それからスタンフォードに行くまで彼は一滴たりとも酒を飲まなかったね。」
「だけどある感謝祭のとき、私はベッドでテレビを見ながら飲んでたんだ。であいつが戻ってきたときこう聞くんだよ「何呑んでるんだい?」ってね。で、息子は「それをもらうよ」っていって自分と私の分の飲み物を作ってくれた。もちろん彼は私が何を飲んでるかその時にはわかってたよ。」
「そのあと部屋に戻ってきて「ちょっと歩こう」っていうから公園に向かいベンチに座ったよ。であいつは「僕の最初の一杯はお父さんとシェアしたかっただ」「僕の生まれて初めての一杯であり僕たち二人にとっても初めての一杯だ」っていうんだ。あれは私の人生で一番美しい瞬間だった。」

(後略。元気が出たら追記するかも。)